2018-06-12 第196回国会 参議院 農林水産委員会 第22号
卸売市場が産地から生鮮品を集荷しているからこそ発揮できると考えておりまして、本法案で卸売市場ごとの実態に即して取引ルールを柔軟に設定できることとすることによりまして、例えば第三者販売を取引ルールとする場合には、これまでやむを得ず市場外取引としていた加工業務用原料の取引を市場取引に取り戻すことができるほか、直荷引きを取引ルールとする場合には、小ロットの有機野菜等も市場取引に取り込むことができるなど、集荷力
卸売市場が産地から生鮮品を集荷しているからこそ発揮できると考えておりまして、本法案で卸売市場ごとの実態に即して取引ルールを柔軟に設定できることとすることによりまして、例えば第三者販売を取引ルールとする場合には、これまでやむを得ず市場外取引としていた加工業務用原料の取引を市場取引に取り戻すことができるほか、直荷引きを取引ルールとする場合には、小ロットの有機野菜等も市場取引に取り込むことができるなど、集荷力
卸売市場の集荷力が弱まったところに、物流センターを持つことができる大手小売業チェーンが進出し、従来の卸売市場に取ってかわる懸念もあります。 中央卸売市場や地方卸売市場の存在意義や開設主体のあり方について、どのような検討がなされ、どのように対処しようとしているのか、農林水産大臣の見解を伺います。 今回は、食品流通構造改善促進法の改定も提案されています。
さらに、現在、京浜港との間で内航フィーダー輸送の支援を通じながら、相馬港の集荷力強化と利用促進のための取り組みを進めているというところでございます。 それと、施設整備につきまして、ガントリークレーンの整備についても、今後の集荷動向により補助制度、補助率は三分の一だというふうに理解をしていますが、この補助制度の活用も可能であるというふうに考えております。
○三井副大臣 今大臣からお述べになりましたように、特にこの民営化においては、やはり集荷力の強化ですとか、あるいは質の高いサービスを提供できる、こういうぐあいに考えております。 また一方では、今お話ございましたように、すべて民営化がいいというだけではございません。
○須賀田政府参考人 集荷力の低下いたしました市場が集荷力を強化する手法、先生おっしゃいますように、事業提携、合併が主体的方法でございます。そのほかにも、より規制の少ない、民営化もできるような地方卸売市場へ転換するだとか、あるいはネットワーク化をするだとか、いろいろな方法があろうかと思います。
また一方、集荷力の低下、こういう面で、地方の卸売市場は荷が集中する大都市の卸売市場から転送されている、こういうことがあり、また、物流コストの増大、取扱高の減少、こういう面で、地方の卸売市場が経営の悪化が進んできている、こういう実態だと思います。
○白保委員 そこで、卸売市場の集荷力低下という厳しい現実に対応するために、さまざまな試み、方法論が検討されております。報道によりますと、兵庫県内では、卸売会社が連携し窓口を一本化して、共同仕入れをすることで集荷力の安定や販売力強化を図って、市場機能を向上させようという試みもしているようです。
私どもは、市場間競争の強まりに応じて各市場が努力をされて、今でもネットワーク化、共同で集荷をして集荷力を強めようとか、そういうサービスをもっと特徴のある市場にしてアピールしようと、こういうことを行っている市場がございますので、この今般の規制緩和を契機といたしまして、自らの創意工夫で競争力というものを強める方向でいろんな工夫を凝らしていただきたいというふうに考えております。
私ども、こういう活動を支援をするために、地方卸売市場連携物流最適化推進事業というのを用意をいたしまして、地方卸売市場の集荷力の向上等を図るための最適物流システム確立の実証というものにつきまして予算措置、総額で七千五百万ほどでございますけれども、用意をさせていただいているわけでございます。
○政府参考人(須賀田菊仁君) 卸売業者さんの体質強化のために、まず合併の促進ということで、先ほど来申し上げております税制上の措置というものを現在講じてございますが、このほかに、卸売市場の集荷力の向上を促進させるということで、卸売業者が共同集荷を行う場合の規制の弾力化と並びまして、十六年度から新たに共同集荷等の取引システム確立のための事業というものを実施するということとしているところでございまして、こういう
○田中政府参考人 ただいま大変厳しいというふうに申しましたが、その一つの原因が、先ほど申しましたように、市場の集荷力が落ちている、市場に物が集まってこないという点でございます。したがって、市場の魅力を回復していくということが非常に重要な点だと考えております。
したがって、今後、卸売市場はこうした現実を事実として正面から受けとめ、市場外流通と健全な競争関係を保ちながら、集荷力の強化、販売力の強化の観点から、取引方法の選択をより弾力的に行えるようにすべきであると考えております。
そうした点からも、統合等の施設整備によります、施設の刷新によります近代化と並んで、集荷力を強化するために地場野菜等の地場物の集荷力を高めていくことも重要だというように思っております。
○福島政府委員 先生御指摘のように、特に大都市圏の中央卸売市場と比較しまして、集荷力なり販売力の弱いものが多い地方卸売市場は、取扱高の減少なり、あるいは関係事業者の経営悪化など厳しい状況に直面していることは御指摘のとおりでございます。 しかしながら、全国的に見まして、地方市場にも重要な役割はあるわけでございます。 まず、全体として見て、地方市場の生鮮食料品の扱いは約五兆円でございます。
新食糧法では市場原理を取り入れたわけですから、政府米も市場原理に従った買い上げをするようにすれば米審だなんというのもなくしていけるのではないかというふうに考えているわけですが、いずれにいたしましても、新食糧法は、備蓄米を除いて政府管理から市場の価格、自由な取引に任せるといいましても、実際には、九五%まだ農協が集荷力を持っておりますから、農協管理に移ったと言っても過言ではないと思っております。
自分の地元では非常に集荷力のある業者でも帰りにはなかなか集荷力がないというようなことがございまして、昔からその帰り荷をどうあっせんするかというのは非常に中小企業にとって問題でございました。
その理由といたしまして幾つかございますけれども、やはり大都市圏への人口の集中、それから道路網の整備、輸送手段の発達等によりまして、大都市の集荷力が高まっているということだと思います。
特に、トラック輸送業者の競争という面を考えた場合、最近は大手路線業者がVAN事業に進出するというような動きも目立っているわけでありますけれども、やはりこういうVAN事業等を持っておる、大規模情報ネットワークを持っておるところは集荷力においても非常に差が出てくる、こういった面で中小と大手との格差がこういう情報化社会の進展によって拡大する傾向にある。
○杉浦説明員 コンテナの関係とそれから物資別専用輸送の関係とちょっと事情が違いますが、コンテナの関係では、今までの物流業界、通運等の集荷力を十二分に生かしながら、それでほっとくわけじゃございません、貨物会社も十分に荷主とコンタクトをとる。それから物資別の問題は、これは従来ともに国鉄自身が荷主と直接折衝しております。
このために例えばコンテナ船の建造に必要な資金、その確保につきまして船舶整備公団の共有建造方式の活用を図るとか、それから雑貨便送といいますのはどうしてもその量を拡大していく上で陸上における集荷力の強化というものが必要でございます。これによって左右されるというような状況でございますので、陸上の自動車輸送などとの連携強化を図るということが必要ではないかと考えておるわけでございます。
そういうことをいろいろ考えてみますと、内航事業者の陸上における集荷力というものをどういうふうに強化していくのか。それはまた陸上の、例えば自動車輸送との提携とか協調の問題が出てくるだろうと思っております。そういうことも含めまして私どもその促進ということについては十分配意していきたいというふうに考えております。
五十八年産米の生産量と集荷量の現状を考慮いたしますと、なお集荷力はあると考えておりますので、私どもとしては通年集荷という体制をとりまして、今後とも適正集荷に努めていきたいと思っております。
そういうことでございますので、現時点となりますと、ある程度近代化し大型化いたしますときは相当の規模を持ちませんと、幾らつくりましてももっと集荷力の大きい、あるいは県外――奈良は御承知のように周辺にいろいろ持っているわけでございますので、そういうところへかえって荷が持っていかれるという心配もございます。
これを予約限度数量に組み入れろ、これはしない、漸次集荷力を強めていくというふうに言われるだけで、こういう実態を正確に把握しないばかりか、そういうように放置しておられる。このことが不正規米を生み出して、これを放任されておる、そこに農水省の大きな姿勢の問題があるのじゃないか、こう私は言わざるを得ないと思うのですね。農林大臣、いかがですか。
○松本(作)政府委員 ただいま申しましたように、これらの米を限度数量内に入れるためには、まず集荷の中に取り込んでくるような体制が必要でございますので、この集荷力を強めるというような措置を講ずることによって、漸次農家の未検査米についても集荷体制の中へ乗せてくるようにすべきでありまして、直ちにこれをすぐ限度数量に取り入れたから集荷ができるということにはならないものと考えておるわけでございます。
○松本(作)政府委員 私どもも、今後農家の段階からの不正規米の流出というものをできるだけ食いとめていかなければならないというふうに考えておりますが、従来、長年にわたりまして地域において浸透をするような形で農家から出ていっておる米というものがあるわけでございますので、この米についての集荷力を強めていくということが重要であると考えております。